Tuesday, March 24, 2015

piercing

people may find a typical double meaning in "penetrating a hole (actually two holes) in a woman's body".
piercing did remind me of the ritual.
sometimes I close my eyes and try to hear what the holes say.
soft and vulnerable tissues of the earlobe desperately try to connect each other again to regain the strong coherence once they had. but sharp, cold, unforgiving metal needles penetrate again and again and divide them forever. 
the new pair of holes in the ears does not catch any sound. they only have a blink of time to feel the air once a day or two.
those tiny hollows are only for the metals come through them. they wait and feel the penetration. loyal hollows. loyal pains. grin and bear, ladies.


女の身体に穴をひとつ(正しくは二つなのだが)開けるというのはよくある暗喩だ。
わたしは実際「儀式」を思い出した。
わたしはときおり目を閉じて穴の声に耳を澄ます。
耳朶の柔らかく傷つきやすい組織は、かつてのかたい結合を取り戻そうと互いに必死なのだが、鋭く冷たく容赦ない金属の針がなんどもなんども貫通し続けるので分かたれたままだ。
両耳に開いた新たな一組の穴は音を聞くことはできない。一日か二日にいちど、つかのま風を感じるだけである。
小さな空洞はそこを貫通する金属のためだけに存在する。
穴は待ち、貫かれるのを感じる。忠実な空洞。忠実な痛み。微笑みて耐えよ、淑女らよ!


     Lady Grining Soul/David Bowie

Tuesday, March 10, 2015

doing nothing is what i do

『アバウト・ア・ボーイ』という小説がありそれをもとにした映画がありどちらも好きだ。
大人になりきれない若くもなくなった年の男が少年と出会ってほんの少しだけ成長する話と言えなくもないけれど決して成長しすぎなくて少年の成長に明らかに負けてるとこなんかもすきだ。
でもいちばんすきなのは筋とはあまり関係ない部分で、その男が一発屋の作曲家の息子で、たった一曲の爆発的なヒットで築いたひと財産と、いまだに彼に入ってくる印税で、「なにもしないで」生活しているところだ。

なんの仕事もしない。しようともしない。それを反省したり引け目を感じたりもしない。ただ、なにもしない。

すてきだ!

こんな素敵な無職は見たことがない。という部分がいちばん好きでいいないいなと思いながら読むから本を読んでもあまり筋が頭に入らず、映画を見ても無職男の部屋の洒落たインテリアがいいないいなと思いながら反芻しているうちに終わってしまうからストーリーを正しく追えていたかあやしい。

どう考えても最近見たなにと比較してもあんなにすてきな生き方はないから、

なんにもしないことにした。
わたしも、なんにもしないことにした。

めざせ無職。

そのうち、なんにもしないための準備を始めて、なんにもしないを実践してなんにもしないわたしを実現しよう!

わくわくするね。

                              killing me softly/roberta flack